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ミッション:グローバルの魅力は「マインドが変わって、考え方や考える幅が広がって、思考が止まらない」ということ!

Q.海外研修Mission: Global(MG)導入前に、グローバル人材育成においてどのような課題がありましたか。
A.

グローバル展開を牽引する人材不足(国内外)と、駐在となるような人材および現地の幹部候補の育成目的から、2011年4月にグローバル人材育成室を設置した

当時、駐在員の苦労は「海外経験」も「マネジメント経験」もない中で業務をやらなければいけないということだと理解しました。どちらの経験もないのに、そりゃあできないよね、と。そのため、少なくともどちらか一つはやっていないと駐在員として業務を進めるうえでよりどころになるものがないのではないかと思いました。そこで若手のうちに少し長い期間で海外経験させることができないかと考えたのです。当時は他社の施策を真似でいいから導入しようという中で、ある会社のプログラムを見て参考にし、現在のMGの原型となる海外研修導入に至りました。1年目は語学研修と海外トレーニー制度のセットで実施し、現在はMGの後に海外トレーニーとして現地法人で働くという形式になりました。

Q.なぜこの研修を採用したのですか。
A.

国内外の海外関連業務で活躍できる社員を早期に多く育成するためです。その目的で実施する海外トレーニー制度を最大限に効果あるものにできるよう、海外トレーニー前のマインドセット、グローバルな視野の拡大、達成志向、PDCAを早くまわす力を身に付けさせるためと考えています。

Q.当初、本研修に対する期待感は、どんなものがありましたか。
A.

英語ができない人は語学研修を長めに組み、出来る人は短く組んでいましたが、長く実施した人はその分トレーニー期間が短くなるので、あまり良い結果を出せずに終わってしまいました。そこでもうひと工夫必要だと感じていたのです。また、経営のメンバーがそもそも語学研修に反対していたということもあります。弊社は東南アジアや中国が主なターゲットエリアなのに、英語に特化することにも消極的でした。また、最初はいきなり海外トレーニーに送り込む案もありましたが、それでは現地で雑用ばかりさせられる小間使いになってしまう危惧もあり、きちんと目標達成をさせるためにMGを導入してみよう、となりました。

Q.今の話だと、海外のビジネススクールでも同様のことが得られるのではないでしょうか。そういった話は出なかったのですか。
A.

経営メンバーがMBAには疑問を感じていました。なぜならば、別にMBA批判をするつもりはないですが、あれは終わったことを振り返ったらこうだった、ということを学ぶだけで、今あることを判断することにはならない、と。責任をもってやる、判断力を強くさせることをしたかったのです。また、ビジネススクールに行くなら英語でやる必要ない、という考えもありました。無理して英語で学ばせるよりも日本語で理解を深めるほうが良いのではないかということです。

Q.本研修をどのように活用しているのでしょうか。
A.

研修実施後、半年間の海外トレーニー派遣をしていますが、これはすごく機能していると思います。受け身ではなく、とても前のめりで研修に臨んでいると、現地受入側もそういう意識を持っています。また、本研修を導入以降、研修生同士も仲間意識とライバル意識を持っているのも良い事だと思っています。

Q.どのように研修生を選んでいますか
A.

指名の場合は部門から出してもらっており、その人選について人事からはあまり何も言っていません。それ以外は公募です。公募は4年目以上の社員が対象で、その他の条件はありません。応募時には書類にこれまでの経歴や志望動機など書いてもらっていますが、志望動機は英語で記述してもらっていて、そこである程度英語のレベルが確認できます。原則、研修終了後は新たな部署への異動が決まるので、応募するにはそれなりの勇気と手間が必要なので、比較的志の高い人が応募してきます。ちなみに、公募の面接をすると、半分は異動希望が強い人、半分は海外勤務してみたい人となっています。ただ、本当にただ異動したいだけの人は落としています。

Q.実際に研修を採用して、研修生とその周囲へはどのような効果や影響がありましたか。
A.

導入後はトレーニー生の現地への溶け込み方が早くなっています。例えば、トレーニーとしてベトナムに行った二期生が現在インドネシアに駐在していますが、非常に精力的に働いています。特別に優秀な人だけを派遣しているわけではないのですが、非常に動きが良いです。また、現地法人への影響は確実にあります。若いけどそれなりに(日本での)経験値がある人が一生懸命頑張っている姿を見て、ナショナルスタッフが良い影響を受けています。

Q.帰国後の配置やポジションについて考慮していることはありますか。
A.

何らかの形で海外関連の事業部署に入れようとしています。

Q.この研修の最大の魅力は何でしょうか。
A.

人が積極的になることでしょうか。マインドが変わって、考え方や考える幅が広がって、考える思考が止まらないということになります。また、それを続けることによって、本人たちの行動パターンが変わってくるところがあります。(研修後)そのまま海外トレーニーがあり、実践する場があり、モチベーションが上がりながら実施ができているので、全体的にとても良いものになっているのではないでしょうか。

Q.トレーニーの人数を増やす場合、海外現地法人の受け入れる体制はありますか。
A.

あります。海外の子会社や関連会社に受け入れるマインドがあるので、それは問題ありません。また、今のトップ層が若いうちに海外経験させたほうがいいという考えを持っているということありますので、今後も「MG→海外トレーニー→国内の海外関連部署配属(マネジメント経験)→海外へマネージャー配属」を理想として実施できるようにしていきたいです。

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